気になる日本語(1)

最近はどのような仕事でもメールを使うと思いますが、
その場合、意外と気になるのが相手の言葉遣いだったりしませんか?

最近気になっているNo.1は、メンバーにもたまに指摘するのですが、
「〜〜となります/なっております」
と、いう表現です。

ファイルの仕様に関するお問い合わせに対して、
「このファイルは●●のデータベースとなっております。」
と、返答したメールを読むと少し違和感を覚えます。

私は専門家ではないので、正確なところはわかりませんが、おそらく、
ファイル仕様が変化したわけではないのに、主に物事が変化(実際に なる を辞書でひくと、物凄い量の用法が載っていて、意味、用法を断定するのは難しいのですが…)したときに使う「なる」を使うからなのではないかと思います。

この場合は、
「このファイルは●●のデータベースでございます。」
と書けば、丁寧ですっきりするのではないでしょうか。

この用法、「(いつもより)お安くなっております。」の、いつもよりが省略されたことにより、「です」の丁寧語として普及したのではないかと考えておりますが、どうなのでしょうね。