パーティション構造を考える

最近私の周りではLinux自宅サーバを構築する友達が増えて(と言っても2, 3人ですが。。。)きました。
そういう方のためにちょっとしたTipsを載せていきたいと思います。
私自信も初心者同様ですが、少しでも運営の参考になれば幸いです。
まずはパーティションの切り方。
意外とWindows出身の方はパーティションを/とスワップだけに切りがちですが、
これは非常に良くないです。
単純な例ですが、/var/logがログで一杯になった場合/tmpに入り切らなくなってデーモンが以上終了したりしてしまいます。
サーバの場合
/
/usr
/usr/local
/tmp
/var
/home
以上は絶対に別パーティションにしたいですね。
特に/usrを分けることによってリードオンリーでマウントできるのでミスで重要なデーモンを削除したり、
クラッカーに進入されてしまった場合もバックドアを入れられるまでの時間稼ぎが可能です^^;
また、/tmpを別パーティションにすることによって/tmp以下のファイルを実行不可能にすることが可能です。
単純なクラッカーの場合悪意のあるプログラム(スクリプト)をまず/tmpに入れて実行します。
パーミッションが緩いからね)
具体的には、/etc/fstabに、
/dev/hda2 /usr ext2 defaults,ro 0 2
/dev/hda3 /tmp ext2 defaults,noexec 0 2
などと記述すれば/usrがリードオンリー、/tmpが実行不可能になります。
実際は/tmpや/homeにはquotaを設定したりすることも重要ですが、それはまた次回書きます。