道具にこだわろう(3) Quicksilver 編
こんばんは、mtaneda です。
今回は Quicksilver という"道具"を紹介します。
みなさんはコンピュータで作業をしているときに、マウスの操作が煩わしいと感じたことはありませんか?
私は画面のメニューやアイコンを目視しないと使えないマウスは非常に不便だと感じています。
例えばウェブブラウザ(Safari, インターネットエクスプローラ)を起動することを考えてみましょう。
Mac では、
という、3つの手順で起動することが可能です。
ここで、何が煩わしいかというと、
マウスポインタで指すという作業の「探す」という行為ではないでしょうか。
#何のファイル(アプリケーション)を開こうか迷っているときは、
#マウスで探すことも便利に感じるのですがね *smile*
そこで Quicksilver の出番です。
このソフトウェアを使うと、
キーボードを 4,5 回操作するだけで上記作業が可能になります。
「4,5 回だとマウスで 3手順より多いじゃないか!」
と、声が聞こえてきそうですが、
まずは動画を見てください。
ちょっと画像が荒いのでわかりにくいと思うので、操作した手順を載せます。
- [control]キーを押しながら[/]キーを押して Quicksilver の画面を表示させます。*1
- [s] [a] [f]キーを順番に押します
- [return]キーを押します。
たったこれだけの手順です。
素早く入力しても大丈夫です。
では、この操作がどういう意味なのか順番に説明しますね。
手順 1. を行なうと小さい Quicksilver の画面が現われます。
この状態で手順 2. を行ないます。
入力したキー [s] [a] [f] の意味は、"Safari" というアプリケーション名の先頭 3文字です。
すると Quicksilver が起動しようとしているアプリケーション名を予測して候補を出してきます。
名前が "SAF" からはじまるアプリケーションが Safari 以外に存在しなければ、
上記画面の様に、きちんと Safari という候補が表示されるはずです。
手順 3. は単に確定の意味で [return]キーを押しました。
いかがでしょうか。
この Quicksilver を使いたいために Mac を選ぶ人がいるとも言われているこの軽快な操作感を是非体験してみてください。
病み付きになりますよ!
*1 このキー操作は設定で変更可能です。
初期状態では [control]キー + [スペース]キーです。
インストール時に表示される設定画面(図)の Hotkey Activation をクリックして、
[control]キー + [/] を押すと説明文と同じ設定にすることが可能です。