部下に丸投げできる上司

とは、弊社社長 なんですけどね。



何故今日の記事はこの内容かというと、

最近新しいメンバーが加わったということと、会議でこういった話題が出たからというだけなのですけどね。



丸投げというと、私の好きな 総務部総務課山口六平太 という漫画でも「良くない上司がやること」として、度々取り上げられますが、

社長をみていると、やり方によってはものすごく良い教育になるなと感じます。



どういう場合に良い教育になるかというと・・・



  • 「その人にぎりぎりできそうなことを任せる」
  • 「一度任せたらとやかく言わない」
  • 「相談されたら、内容を教えるのではなく、励ます」
という、3つがポイントの気がします。

まず、「その人にぎりぎりできそうなことを任せる」

これは大前提ですね。

いきなり泳げない人に「やればできる」と、水に突き落としてバタフライをやらせることはどうみても殺人行為になるように、

絶対にできそうもないことでは教育や指導ではなく拷問です。パワハラです。

かといって、明らかにできるような内容をやらせても本人の成長に繋がりません。

なかなかこのあたりは難しいところだと思いますが・・・



次に、「一度任せたらとやかく言わない」ですが、

何かを人に任せると、進捗も含め意外とあれこれ気になってしまいます。

また、効率が悪い作業をみてしまうと、ついつい助言してしまいそうになりますが、

ここで手を貸してしまうと、変に甘え癖がついたり、自分で考えなくなってしまったります。

できる限り、放任している雰囲気を醸し出すことがポイントではないかと考えています。



最後に、「相談されたら、内容を教えるのではなく、励ます」ですが、

何か相談されて、すぐに答えを出してしまっては、やはり考える事をやめさせてしまうことになりますし、

「どうせ、相談すればなんとかなるやー」と、いうタチの悪い甘えにも繋がってしまいます。

この場合、「君のこういうところがいいから任せたんだよ。できるはずだからもう少し自分でやってみな。」というように、

その人が前向きになれるように優しく励ますことがポイントではないかと考えています。

そもそも「ぎりぎりできるはずのこと」を任せているわけですからね。



とまぁ、私自身がこうやって育て?られたので、自身もそのように立ち振る舞いたいと思うわけですが・・・

これが意外と難しい!!

特に、「一度任せたらとやかく言わない」ができないのです。

失敗されると自分も被害を被ることになるし、

危なっかしいとついつい言いたくなってしまいます。



では、どうしたら、こう、ドンと構えられるようになるのかな?と、考えてみると。

結局は、任す側の自信なんだろうな。と。

人間として、自分に自信があるからできるのだろうと思います。



自分ができると見込んだ人に任せたのだから問題ない。という、自分の人を見る目に対する自信。

まぁ、失敗されても最悪の場合は自分がなんとか収束できるという自信・・・など。



と、えらそうな事を書き連ねましたが、なかなか難しいものです。



どちらかというと、丸投げが良いというか、いかに人を育てるかという内容になってしまいましたが。