就職の面接で気をつけてほしいこと

就職活動が盛んになるこの頃、勤務先にも応募が増えてきています。

以前IBMの永井さんのブログでは採用担当として紹介された私の立場から少し気をつけたいことを書きたいと思います。(実際には中小企業なので、採用専門ではなく、普段は開発をやっています)

  • 投げやり?なエントリーはやめてほしい

テンプレをコピペしたような応募メールが来ると、採用したいという気になるどころか、非常にがっかりします。
多少稚拙な文章であっても、気持ちがこもっていれば、次のステップに進んでみてもらおうという気になりますが・・・
実際にあった話は、勤務先代表のこちらの記事を参照してください。

  • 面接ではきかれたことに答えてほしい

一生懸命自己アピールしてくれることは、うれしいのですが、質問から外れた応えが返ってくると、「この人は人の話をきいているのだろうか?」と不安になってしまいますし、
判断のしようがなくなってしまいます。
学生さんは不安もいっぱいあるし緊張もしているということは十分理解できます。そんな中少しでも良いところを見せるために自分の得意な話にもっていきたい、という気持ちもあるでしょう。
しかし、多少カッコわるい話になったとしても、質問には正直としっかりと応えた方が「どのような人物なのか?」ということが見えて、面接官は安心すると思います。

  • 将来の展望は契約ではないのです

おそらくどこの企業でも「将来の展望」とか、「5年後10年後の目標」という質問があると思います。
この質問の意図は、5年後10年後に言った成果を必ず出せ!という訳ではなく、「きちんと自分の将来を考えているのか」とか、「その人の進みたい道と、会社の進もうとしている道がマッチしているのか?」といった事をとらえたいからしているのです。
他にも意図はあると思いますが、私はそのように考えています。後者は重要で、日本では新卒は貴重なブランドなので、全然方向性の違う会社に勉めてしまって、後悔とかしてほしくないのです。
なので、この質問に「先のことはわかりません」とは応えてほしくないのです。

他にもいろいろあると思いますが、最近感じたことを書いてみました。