トラブルの陰にmtaneda

最近ありがたいことに、肩書きというか自身の名前を含んだ標語をもらいました。



「トラブルの陰にmtanedaあり」



製品のテストは、もちろんテスト仕様書を作って、
それを網羅することも大切だと思いますが、実際に自分たちで使い倒すということも同じかそれ以上に大切だと考えています。
そのため我が社の製品、IntraGuardian2 なんかですと、
新機能を追加し、一通り試験環境でのテストを終えたら、すぐに社内の業務ネットワークに展開するようにしています。

しかし新機能ということで、不測の事態に見舞われることもあります。
それは、不具合というより運用ミスの場合が多いのです。。。

例えば、IntraGuardian2に保留モードという機能を追加したときのことです。
「保留モード」とは、ネットワーク上に認可無く接続されたパソコンを発見しても、
一定時間ネットワーク上から排除しないという、いわば執行猶予のような機能です。

あくまでも執行猶予のため、実際には排除候補になっているのですが、その時点では排除されていないので、
「よし、ネットワーク上にパソコンは正常に通信できているな!」と、排除モード(認可無く接続されたパソコンをネットワークから追い出す機能)に設定を変化させると、そのパソコンはネットワークから排除されてしまいます。

よく考えると当たり前の動作なのですが、新機能追加の度にこういった事件が起きるため、
冒頭の標語が生まれたという話しです。。。
#やっちゃってるのは私だけではないのですがね!

ただ、トラブルを起こすということは、それだけ積極的にいろんなことに関わっているからということで、
あまり気にしていません(笑)が、少ないことにこしたことはないので、今後の課題としましょうか。。。


社内全てのパソコンを検知したりすると沢山メールが届きます











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