Linux サーバ RAID 再構築(1)

最近管理しているサーバの HDD の様子がおかしくなってきたので、
思い立った様にヨドバシカメラに行って新しいものを買ってきました。

ちなみに、今までは 3.5インチでしたが、消費電力を抑えるためと、きっと壊れにくいだろう!という希望を込めて、2.5インチにしました。

現在は RAID1 でミラーリングしているのですが、
同時に 2個とも同じ場所で買ったディスクと変えてしまうと、
逝ってしまう時期も同じになりそうなので、
とりあえず今日は 1つだけ変えてみることにしました。

ところが、ここで問題が発生しました。
古いディスクは 120GB と謳っていた製品ですが、実際は 124GB ありそれをフルで使っていたため、新しい本当に 120GB のディスクでは同じパーティション構成にすることができません・・・

GNU Parted で既存パーティションを縮小したり試しましたが、
なかなかうまくいかなかったので、結局新しいディスクに新しい RAID アレイを作り、そこに tar でコピーするというオーソドックスな方法をとりました。

これにより予定作業 1時間程度が、大幅に伸びてしまいましたが、
とりあえずデータを失うことなく作業が遂行できたのでよいとしましょう。

以下大まかな手順。

Linux のソフトウェア RAID はあまり詳しくないので、もし間違いなどあったらご指摘いただければ幸いです。

  • fdisk /dev/hda(旧 RAIDアレイの一員) でパーティションを表示する
  • mdadm --manage /dev/mdX --fail /dev/hdcX として取り外すほうのディスクを RAIDアレイから外す
  • fdisk /dev/hdc(新 ディスク) で同じパーティション構成にする
  • mdadm /dev/mdX -a /dev/hdcX として新しく RAID に追加する